「好き」ってどういうこと?という質問
もくじ
◉好きの定義
◉「好き」には「会いたい」が漏れなくついて来る
◉ 好きがわからない人10%
◉結婚後に徐々に上昇する恋愛感情は毎日幸せ
◉「好き」の定義
婚活業界に入ってまもない頃の婚活男性セミナーでのこと。
一通りのセミナーが終了し質疑応答の時間になった時、40代の男性から質問がありました。
「好きってどういうこと?ですか?」 (まじか・・)
セミナーの内容以前の問題でした。(汗)
確かに、恋愛の「好き」の感情は誰からも教わることはないんですよね。
しかし、人を好きになるという感情は、怒りや悲しみと同様に人の中に当たり前の様に組み込まれているものだと思っていた私は少々ビックリしましたが、
◉「好き」には「会いたい」が漏れなくついて来る
そういう私は、幼稚園の時が初恋。仲良しの男の子に会って一緒に遊べる!それだけで幼稚園に通い、年を重ねての普通の恋愛も「好き」には「会いたい」という感情が漏れなく付いて来たので、「好き」=「会いたい」他と認識しているわけです。
セミナーの男性には、「好きという感情は、いつもその人に会いたい」と思うことですよ。
(実際はもっと繊細な感情の羅列ですがとりあえずわかりやすい表現で)
と、我ながら最もわかりやすくて美しい表現をしたつもりでしたが、その男性は、
さっぱりわからないという表情で首を傾げ、「はぁ、そうですか・・」
と一言言って会場を後にしました。
因みに辞書によると「好き」= 「心が惹かれること」「気に入ること」
と、惹かれるという意味が分からなくて聞いてるのにますます分からなくなります。
◉「好き」が分からない人10%
調べてみると、大人になっても、肉親、友人に感じる「好きLIKE」ではなく「LOVE」の感情の経験がない人は普通にいらっしゃる様で、年頃の女性22歳〜34歳では「好き」という感情がわからない人はアンケートの約10%ほどだったという結果も出ているそう。
特に、結婚相談所で知り合った場合、「結婚」というノルマが先に来るので、恋愛する以前に結婚に値するお相手か否かを判断するわけです。もちろん、出会った瞬間恋に落ちるケースも少なくありませんが。
結婚の条件には申し分ないけど、自分はこの人を「好き」なのだろうか・・わからないのに結婚を決めて良いのだろうか・・・と悩む方も多いのではないでしょうか?
また、今まであまり恋愛をして来なかったから、せめて結婚する人とは恋愛がしたい。
と思う場合もあるのでしょう。
◉結婚後に徐々に上昇する恋愛感情もある
よく、「恋愛」と「結婚」は別、と言われますが、全ての場合がそうでないにしても、ある程度は的を得ています。結婚式で初めて相手に会ったという昔昔の結婚で、連れ添って60年と言って笑う老夫婦が良い証拠。最初はあまり知らなくても少しずつ知って好きになっていく結婚生活の方が新鮮で長続きするのかも知れません。(まあ、少々博打みたいではありますが、笑)
恋愛感情は長く続いて4年と言われていますが、4年で気持ちが終わるのではなく、そこを通過点にして次の空気の様なかけがえのない存在へと移っていくのです。
ただ、やはり直感は大事なのかも知れません。
出会った時にキュンキュンする感情はなくても、一緒にいると何か安心、笑顔が多くなる、自然でいられる。これは、精神面では迷わずに結婚に値するお相手と言えるでしょう。
大恋愛で結婚しても、お見合いで結婚しても、時が経てば夫婦の形は同じになります。
結婚のきっかけがどうであれ、親と過ごすより長い夫婦生活で、相手をどれだけ思いやって生きていけるかということがもっとも重要だと思います。
まずは誰かに出会わなければなりませんね。